2012年4月14日(土)

北「ロケット」発射に強く抗議

志位委員長が談話


 北朝鮮の「ロケット」発射について、日本共産党の志位和夫委員長は13日、次の談話を発表しました。

 北朝鮮は、4月13日、「ロケット」発射を行った。打ち上げは失敗におわったが、「ロケット」発射を行ったことは、「弾道ミサイル技術を利用した発射」の中止を求めた国連安保理決議1874号(2009年6月)に違反する行為である。

 日本共産党は、北朝鮮の行為に対して、強く抗議する。また北朝鮮に対して、情勢を悪化させるいかなる行動も厳重に慎むことを要求する。2005年9月の6カ国協議の共同声明に立ち返り、国際社会の一員として責任ある行動をとることを、求めるものである。

国際社会が一致し外交的手段で

北朝鮮への対応 志位委員長が会見

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(写真)記者会見する志位和夫委員長=13日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は12日、国会内の記者会見で、北朝鮮の「ロケット」問題で記者団から今後の対応について問われ、「国際社会が一致した対応をとること、非軍事・外交的手段に徹するという二つの原則が大事だ」と述べました。

 志位氏は「国際社会が一致して、足並みをそろえた対応をとることで、北朝鮮によるこれ以上の地域の緊張を高める行動を抑える力になる」と強調。「非軍事・外交的手段に徹し、今後の対応にあたるべきだ」と指摘しました。