2012年3月23日付「しんぶん赤旗」首都圏版に掲載

消費税 原発 TPP

党3県委が国会請願

志位氏「要望実現へ署名力に」


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(写真)署名を受け取り、請願参加者と懇談する志位氏=22日、衆院第1議員会館

 日本共産党の神奈川、千葉、山梨の3県委員会は22日、衆院第1議員会館で国会請願を行い、消費税増税反対などの署名を志位和夫委員長と田村智子参院議員に手渡しました。請願には、畑野君枝衆院南関東ブロック比例候補や5人の小選挙区候補など30人が参加しました。

 提出した署名は「消費税増税に反対する署名」8566人分、「原発からの撤退を求める署名」3770人分、「TPP(環太平洋連携協定)参加に反対する請願」385人分などです。

 署名を受け取った志位氏は「寄せられた署名を力に、みなさんの要望を実現する道を開いていきたい」と強調。消費税増税反対に向けて「消費税に頼らない道があるという展望と希望を大いに語ることが大事です」と語りました。

 畑野候補は「次の選挙は共産党を伸ばすための選挙です。勝利するために頑張りたい」と決意を述べました。

 参加者の交流で千葉県印旛地区委員会の木崎俊行副委員長は「社会保障充実と財政危機打開の提言」をもとにした対話活動にふれ「行く先々で『消費税増税以外の道がある』との言葉に大きな反響があった」と紹介。ほりぐち望衆院神奈川9区候補は「保守層でも『提言』の受け取りを拒否する人はいない。どこでも『一点共闘』ができると感じている」と力を込めました。

 田村氏が国会報告を行いました。