2011年11月2日付「しんぶん赤旗」に掲載

志位氏の質問に反響

他党議員 「一番よかった」


 1日の衆院本会議の代表質問で、日本共産党の志位和夫委員長が復興・原発対策の財源や環太平洋連携協定(TPP)、沖縄県の普天間基地について野田佳彦首相の姿勢をただしました。

 ある他党議員は志位委員長に「TPPの質問は委員長のが一番よかった。よく分かった」と声をかけてきました。普天間基地問題についても「まったくその通りだと思う」と話す議員もいました。

 TPP加盟は復興に逆行するとの質問の最中にも、与野党席から拍手が起き、「その通り、被災地の声を聞け」との声が上がりました。

 また、党本部には「素晴らしい追及でした。こんな政治は早くなんとかしてほしい」などの声が寄せられました。

 志位氏が原発対策について「大胆に財源」の確保をと提起したことに、千葉市の男性は電話で「まったくその通り。この国は本当に弱い者には冷たい」と語りました。

 新潟県長岡市の年配の女性は、「野田首相は相変わらず『ご理解ください』と同じ言葉で腹立たしい。沖縄の苦しみをこれからも我慢しろと言っている」と批判しました。