2011年10月22日付「しんぶん赤旗」首都圏版に掲載

援護法改正をともに

志位氏と千葉の被爆者懇談


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(写真)千葉県原爆被爆者友愛会(左側)から要請を受ける志位氏(右)=20日、国会内

 千葉県原爆被爆者友愛会(青木茂会長)の代表は20日、日本被団協が6月の定期総会で採択した、被爆者援護法にかんする「改正要求―原爆被害者は国に償いを求めます」への賛同を求め、千葉県選出の国会議員を訪問しました。

 応対した日本共産党の志位和夫委員長は、青木会長らから(1)再び被爆者をつくらないとの決意を込め、原爆被害に対する国の償いと核兵器廃絶を趣旨とする法の目的を明記する(2)原爆死没者に償いをする(3)すべての被爆者に償いをする―などの要請を受け、懇談しました。

 志位氏は「被団協のみなさんの運動が、日本と世界の核兵器廃絶の運動を励ますと同時に、国際政治を動かす大きな流れになっています」と述べ、「今、原発をなくせの一致点で多くのみなさんが運動しています。核兵器廃絶も、原発なくせも、ともに二度と被爆者をつくらないということでは、大きな共通点があります。被爆者援護法改正のため、ごいっしょにがんばりましょう」と激励しました。