2011年4月6日付「しんぶん赤旗」に掲載

新しい日本へ 共産党伸ばして

志位・市田両氏が訴え


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(写真)志位和夫委員長の訴えを聞く人たち=5日、京都市左京区

 日本共産党の志位和夫委員長は5日、和歌山、奈良両県と京都府で、また市田忠義書記局長も同日、栃木、新潟両県をかけめぐり、党候補とともに気迫を込めて支持を訴えました。

 「国民みんなの力でこの国難を乗り越え、新しい日本をつくるため、どうか日本共産党を伸ばしてください」。志位氏の訴えに、どこでも大きな拍手が起こりました。

 関西電力の原発依存率は54%。電力10社で最高です。志位氏は京都や奈良から100キロ圏内の福井県に14基もの原発が密集している問題や、関電が和歌山への原発新設をあきらめていないことにふれながら、「日本にこれ以上の原発を造らせないという声を日本共産党に託してください」と訴えました。

 自然エネルギーへの転換を力説した志位氏の訴えを和歌山市で聞いた元関電社員の松下義和さん(66)は、「原発は一から見直す必要がある。国民的な議論が必要です」と共感を示しました。