2011年3月14日(月)「しんぶん赤旗」

現地対策本部を設置

共産党震災対策本部が会合


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(写真)党本部で開かれた対策本部の会合。右から5人目は市田忠義書記局長、右へ志位和夫委員長、穀田恵二国会対策委員長、笠井亮衆院議員=13日

 日本共産党東北地方太平洋沖震災対策本部(本部長・志位和夫委員長)は13日、党本部で会合を開き、被害の実態や被災者の要望を把握して迅速に支援を行うため、高橋ちづ子衆院議員を本部長とする現地対策本部を仙台市に設置することを決めました。

 会合では、▽被災者救援に全力をあげる▽近県や首都圏の自治体による広域支援の体制づくり▽全国の党組織による募金の取り組み▽安定した避難場所の確保▽がれきの撤去と仮設住宅の建設▽個人補償の拡充―などの被災者救援・支援策について議論しました。

 また、福島原発の炉心溶融について、最悪の事態を避けるためにあらゆる手だてを尽くすと同時に、国民にきちんと情報を公表し、避難者に丁寧に説明するよう求めていくことなどを確認しました。