2010年11月20日(土)「しんぶん赤旗」

アジア政党国際会議の鄭常設委共同議長と志位委員長が懇談


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(写真)懇談する鄭義溶アジア政党国際会議常設委員会共同議長(右)と志位和夫委員長=19日、党本部

 日本共産党の志位和夫委員長は19日午後、党本部でアジア政党国際会議(ICAPP)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)常設委員会共同議長・事務局長の来訪を受け、懇談しました。

 鄭氏は、12月1日からカンボジアのプノンペンで開かれる第6回総会の準備状況や同会議の活動方向について説明。志位氏は、ソウルとアスタナでの総会に出席してきた感想を交えつつ、同氏と意見を交換しました。

 鄭氏は、アジア政党国際会議設立初期からの日本共産党の貢献に感謝を表明。創設10周年を迎えた同会議が、与野党を含むアジアの諸政党を結集するユニークな存在として重要な発展を遂げ、今年7月の中国・昆明での貧困削減会議など具体的な問題への取り組みを強めている、とのべました。

 志位氏は、「この10年間、アジア政党国際会議が世界の進歩に貢献する宣言を積み重ねてきたことを日本共産党として高く評価しています」とし、今回の総会にも自ら代表団長として参加し、その成功に貢献したいとのべました。

 懇談には、日本共産党から緒方靖夫副委員長、森原公敏国際委員会事務局長が同席しました。