2010年6月16日(水)「しんぶん赤旗」

B型肝炎原告団に志位委員長メッセージ

「全面解決へ力尽くす」


 全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団は、衆参両院の国会議員にたいして「早期に和解解決すべきだと思いますか」「政府は和解案全体を示すべきだと思いますか」など5項目のアンケートを取っています。結果は集約中で、まとまりしだい公表する予定です。

 日本共産党の志位和夫委員長はアンケートに対する回答に添えて、原告団にメッセージを送りました。

 メッセージは、14日の代表質問でB型肝炎問題をとりあげ、菅直人首相に「患者のみなさんに謝罪するとともに、早期全面解決のために、具体的な解決策を示し、誠実に協議を開始すべきです」と追及したことを紹介。菅首相の答弁が「謝罪の意思を示さず、政府として解決のための積極的な具体策を提示するという立場も示さない」「冷酷な官僚的態度」だったと報告し、「一刻も早い全面解決にむけ、ご一緒に力をつくします。ともにがんばりましょう」と決意をのべています。