2010年5月15日付「しんぶん赤旗」

米で行動 共産党すごい

志位さん訴え 聞き入る参加者

東京・演説会


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(写真)志位和夫委員長の訴えを聞く演説会参加者ら=14日、東京体育館

 「共産党の議席必ず」「党の値打ち分かった」―。14日夜、東京都渋谷区で開かれた日本共産党演説会。開会1時間前には1階席がいっぱいになり、2階席も3階席も人でぎっしり埋まりました。

 志位和夫委員長が、核兵器廃絶や沖縄の基地問題で対話と交渉を広げた訪米活動について紹介。日本共産党の値打ちを語ると、メモをとる人や、うなずいて聞きいる人など、共感が広がりました。

 「初めて共産党の演説会にきました」と話すのは、八王子市から参加した都内の私立大の男子学生(20)。「すごく人が多くて圧倒されました。志位さんの9日間の訪米での活動報告に感動しました」と興奮ぎみです。「鳩山首相のように米国に『トラスト ミー』という態度じゃなく、核兵器廃絶の交渉を始めることでも、米軍基地返還問題でも、沖縄県民や国民の声を伝え、はっきりいうべきことをいうことが大事だと行動した共産党はすごいと思った。きちんと展望を示したことは心強い。参院選は初めての選挙。比例代表選挙と東京選挙区で小池さんにぜひ勝ってほしい」といいます。

 志位さんの訪米の話、小池さんの医療問題についての話を楽しみにしてきたというのは、3月から都内の病院に事務員として勤める女性(24)。「鳩山政権に代わったときには少し期待したけれど、医療問題などでがっかりしています。主張のぶれない日本共産党の議席を参院選でのばさないと」と語っていました。

 江戸川区に住む団体職員、男性(33)は「田村智子さんの演説で、就職先が見つからない若者が履歴書を投げ捨てた話が、自分の過去の姿と重なった。今の政府の雇用政策は許せない。民主党政権では平和・社会保障も何ら改善されることはありません。ぜひ今度の選挙で共産党が躍進してもらいたい」と話します。

 中野区で医療事務をしている女性(35)は「参院選の争点は『財界とアメリカの言いなり』の政治を変えることだと改めて実感しました」とのべました。

 「青年支部の仲間と宣伝らしい宣伝もして選挙戦を全力でたたかっていきたい」