2010年2月9日付「しんぶん赤旗」に掲載

夢中になりお鍋焦がした

志位委員長質問に反響


 「切れもあり、町工場の経営者の私の気持ちを代弁してくれた」―。8日の衆院予算委員会で雇用と中小企業の実態を告発し、民主党鳩山政権の姿勢を厳しく批判した日本共産党の志位和夫委員長の質問を見た人たちから、続々と感想や応援のメール・電話が寄せられました。

 「いつもは電話しないんですが」という九州地方に住む女性(85)は、「感動しました。こんなに働く人の立場に立った質問ができるのは共産党だなあと涙が出ました。姉も台所仕事をしながら聞いていたんですが、お鍋を焦がしてしまいました」と語りました。

 「社長は名ばかりで給料もなく」とメールを寄せた中小企業経営者と思われる人は、「働こうにも仕事が半減し、値上げなどと言えば切られることがみえみえです。預金もなくなり、保険も解約、その金もなくなり、退職金の入った親せきから借りています。次回選挙は共産党に入れますよ」と記しています。

 神奈川県茅ケ崎市に住む年配の男性は「鳩山内閣でも『個別問題は答弁できない』というが、共産党が実態を丁寧に取材して告発したので、反論できなくて『検討する』といったのが良かったですね」と語りました。

 神奈川県に住む女性は「派遣の問題をわかりやすく言っていただき、ありがたく思っております。自民党さんの質問には、自民党がまいた種なのになんで? と思ったりしました。知り合いの工場がキヤノンの下請けだったのですが、海外に進出するとなってつぶれてしまった。これからもがんばってください」と述べました。

 埼玉県に住む男性は「大企業が莫大(ばくだい)な収益をあげているのに、労働者や国民には還元されず。中小企業はどんどんつぶれていくという異常な実態がわかった。これからも中小企業や国民の味方としてがんばってください」と寄せました。