2009年10月30日付「しんぶん赤旗」

志位氏の代表質問 本部に相次ぐ反響

次は共産党/沖縄問題に胸熱くなった/小さな声届いた


 志位委員長の鳩山首相に対する代表質問への反響が、メールや電話で党本部に相次いで寄せられました。その一部を紹介します。


 「鳩山首相は、現行の改正雇用保険法で24万人が救済されたといっていたが、それだけしか答えていなかった。労働者派遣法改正問題については、共産党だけが取り上げていてよかった」(岡山県内在住の派遣切りにあった50歳代男性)

 「入院中の病院のテレビで国会中継を見た。志位さんの質問はなかなかだった。何とか政権をとることはできないか。入院中なので新聞はとれないが、次は共産党に入れることも考えるので、がんばってほしい」(千葉県在住の高齢者の男性)

 「それにしても沖縄の問題だ。志位さんがあれだけ熱を込めて質問したのに、沖縄の人たちは、あんな答弁では“ご理解”できないと思う。だからこそ、建設的な野党の出番はこれから出てくると思った。ほんとに、聞いていて『そうだそうだ』と胸が熱くなるような質問だった」(新潟県長岡市在住の女性)

 「一言お礼をいいたくて電話した。志位さんが『働きたくても働けない家庭もある』と言ってくれたことが、弱い、小さな声を届けてくれたと思った。私も病気で働けない。(涙声で)ありがとうございました」(大阪府在住の女性)

 「朝から国会中継をずっと見ていたが、志位さんが一番良かった。何より、米軍への『思いやり予算』の質問が良かった。日本は独立国なんだから。それから高速道路の無料化。そんなところに使うお金は福祉に回すべきだと思う。ぼくは民主党に期待していたが、今の民主党にはまったく不満だ。鳩山首相も共産党には『あなたに言われたくない』とよういわんからな」(大阪府在住の高齢者の男性)

 「『自公政権を倒して交代した民主党政権の登場を歓迎します』と宣言した上で、具体的な政策上の質問・提言をしたのは、全体としていまの世論の核心を代弁する内容だと感じた。『建設的野党』らしさが発揮された」(メールでの反響)