2009年9月9日(水)「しんぶん赤旗」

志位委員長、中国の武外務次官と会談


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(写真)中国の武大偉外務次官(左)と会談する志位和夫委員長=8日、党本部

 日本共産党の志位和夫委員長は8日、来日中の中国の武大偉外務次官、呉江浩アジア局副局長と党本部で会談しました。

 北朝鮮の核問題についての6カ国協議の議長を務める武氏は、最近の北朝鮮をめぐる動きについて説明。志位氏は、あくまでも6カ国協議を通じて平和的・外交的に解決をはかる努力を進めることが重要だと応じました。

 また志位氏は、世界的な核兵器廃絶の流れを強めることが北朝鮮に対する説得力を持つことにもなると述べ、核廃絶演説をおこなったオバマ米大統領への書簡とそれへの返書を紹介しました。

 志位氏は、質問に答え、総選挙の結果と今後の政治のゆくえの見方、新しい民主党中心の政権に対する日本共産党の「建設的野党」の立場について説明しました。

 緒方靖夫副委員長、森原公敏国際局次長、笠井亮同次長、中国側から孔鉉佑駐日公使、劉少賓公使参事官らが同席しました。