2009年8月22日(土)「しんぶん赤旗」

志位委員長が遺族に弔電

金大中・韓国元大統領逝去に哀悼


 日本共産党の志位和夫委員長は21日、韓国の金大中(キム・デジュン)元大統領の遺族に弔電を送りました。李姫鎬(イ・ヒホ)夫人にあてた弔電の全文は次の通りです。

 李姫鎬様

 金大中元韓国大統領のご逝去にたいして、深い哀悼の意を表します。

 韓国大統領として日本を訪問された1998年と2002年にお会いし、正しい歴史認識にもとづいた日韓関係の発展について言葉をかわしたことをなつかしく思い起こします。

 国の民主化と民族和解のためにご尽力された生涯に敬意を表しつつ、心からのお悔やみを申し上げます。

 2009年8月21日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫

緒方副委員長が弔問

在日韓国大使館に

 日本共産党の緒方靖夫副委員長・国際局長と森原公敏国際局次長は21日、金大中(キム・デジュン)元韓国大統領の弔問のため、都内の韓国大使館を訪問しました。

 緒方氏は、この機会に、志位和夫委員長から遺族の李姫鎬(イ・ヒホ)夫人にあてた弔電を大使館に託しました。弔電は、「必ずご遺族にお届けします」との言葉とともに感謝をもって受け取られました。

 緒方氏は記帳の後、金元大統領の遺影が飾られた献花台に花をささげ、深く頭を垂れました。その後、1998年に金元大統領が訪日した際の国会演説の思い出に触れながら、対応した大使館員に心からのお悔やみを伝えました。