2009年8月5日(水)「しんぶん赤旗」

民主党は6党党首討論で前向きな対応を

志位委員長


 日本共産党の志位和夫委員長は4日、富山市内での記者会見で、民主党に対し、日本共産党がよびかけた6党党首の討論に応じるよう求めました。

 志位氏は、総選挙で各党が国民の前で正々堂々と議論をたたかわし、国民に判断材料を提供するうえで、日本共産党としても7月26日に6党党首討論を公示前・公示後の複数回行うことをテレビ各局に全党一致で呼びかけようと提起し、同27日には与野党に申し入れた経緯を紹介。これに対し自民、公明、社民、国民新各党から申し入れに賛成するとの返事がありましたが、民主党は再三の要請をしているものの「検討中」の返事で、いつ回答するかも明示しないまま今日にいたっています。

 志位氏は「これでは『検討中』といって時間切れをまっているとしか受け止められない」と指摘。「民主党さえ合意すればすぐにでも6党そろって討論を国民の見ている前で行える。ぜひ民主党に前向きの対応を求めたい」と述べました。