2009年5月24日(日)「しんぶん赤旗」

志位委員長演説 東京大演説会

ネット視聴者から反響

核廃絶書簡と返書の話「圧巻」

石原都政のひどさに驚き


 「すごい演説だ。体がブルブルする」「多くの人にみてもらいたい」―。東京都江東区の有明コロシアムで二十日に開かれた日本共産党の大演説会。日本共産党の志位和夫委員長の訴えはインターネットで生中継され、「志位さんの話を会場と同様の臨場感で聴くことができました」(北海道)など、視聴者から大きな反響が寄せられています。

 インターネットでの中継には、「一時間以上の演説でしたが、聞き入ってしまいました」などの感激の声も。本当の対決軸は「自公民か、日本共産党か」との訴えに、「日本の政治をリードしているのは自・公・民ではない。日本共産党なんだと思いました」との感想が寄せられました。

 多くの共感が寄せられたのが、オバマ米大統領あての志位氏の書簡と、米国政府の返信です。「圧巻だったのはオバマ米大統領への書簡とその返書の話でした。核兵器廃絶という希望が現実のものになるかもしれないのです」「アメリカから返事の書簡が来たことが私はとてもうれしいです。なぜなら、オバマ大統領がそれだけ真剣に考えていると思うからです」など、被爆国の国民の熱い思いが込められていました。

 「返信があったことは画期的。久々の明るいニュース。大ホームラン」と期待を込める感想と同時に、「良いことは率先して行動を起こす。日本共産党が大好きになりました」「日本共産党の値打ちがとてもよくわかりました。アメリカ政府とのやりとりをみても、志位さんが日本の首相のように感じます」など、日本共産党の行動力、交渉力に期待を寄せる声もありました。

 自公民三党が「オール与党」となって石原慎太郎知事を支える東京都政の告発にも多くの反響が寄せられました。

 「一メートル一億円の地下道路。切り捨てられた福祉・教育など東京都政のひどさに驚きました。これが日本の首都のレベルなんて…」という岡山県の視聴者は「都議選ではぜひ(共産党に)躍進してもらわないと! 国政での躍進も必ず、という思いを込めてポスター募金をさせていただきます」。

 「スウェーデン一国並みの予算規模を有する東京都の議会が変われば、日本全体に影響を与えることは間違いない」という京都市の男性(64)は「最近、党活動に参加される若い方々が増えてきたことに大いに期待します」と感想を寄せていました。

 志位委員長の演説は、日本共産党ホームページの「JCPムービー」で視聴できます。