2009年4月29日(水)「しんぶん赤旗」

婦人有権者同盟の代表と

志位委員長が懇談

改憲反対ともに


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(写真)婦人有権者同盟の紀平代表(左から2人目)らと懇談する志位委員長(右から2人目)=28日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は二十八日、国会内で、日本婦人有権者同盟の紀平悌子代表らと懇談しました。石井郁子副委員長、こくた恵二国対委員長が同席しました。

 紀平代表は、憲法改悪を阻む国民、市民の広範な運動のうねりをつくることなどを柱とした「日本婦人有権者同盟中央委員会決議」を志位氏に手渡し、「今度の衆院選は日本の二十一世紀を決める大変な選挙だ。とくに憲法の問題が重要だ」と発言。小選挙区制の廃止や、企業・団体献金の全面禁止、政党助成金の廃止などカネに汚染されない政治をつくる運動を進めていくと述べました。

 志位氏は「憲法九条と二五条は一対のもので二つの大事な要だ。これを守り生かしていくことが必要だ」と強調。「西松違法献金問題が起きたことで、企業・団体献金は、わいろになるということがいよいよ明らかになっている。政党助成金は政党のあり方を堕落させており廃止すべきだ。小選挙区制を廃止し、議会制民主主義を根本から立て直すために力をあわせましょう」と応じました。