2008年11月29日付「しんぶん赤旗」に掲載

学生九条の会 交流集会実行委

ピースナイト9成功へ要請

志位委員長、賛同メッセージ


 学生九条の会の第二回交流集会「Peace Night 9(ピースナイトナイン)」の実行委員会のメンバー七人は二十八日、国会内で日本共産党の志位和夫委員長に集会への賛同メッセージを要請しました。


 実行委員の長崎出身の学生は被爆した大叔母が「今の世の中は戦争のにおいがする。見ていて怖い」とこれまで話すことがなかった被爆体験を話してくれたと述べ、「これからの時代は平和をつくっていかないといけない」と話しました。

 工学部の学生は「自分の研究を人殺しや戦争のために使いたくないと思っている学生は多い。学生は九条を身近に感じていると思う」と話しました。

 志位さんは、「『紛争の平和的解決』『戦争の放棄』『軍備の撤廃』という九条の精神が現実とかみ合ってくる時代が今の世界、おもしろいときに学生時代を過ごしている」と述べ、「みなさんがやっている活動は未来ある活動です」と激励しました。

 志位さんは次の賛同メッセージを手渡しました。

 「人類の社会から紛争はなくせなくとも、紛争を戦争にしないことは人類の英知をもってすれば可能です。そして九条こそその理想を最も先駆的に掲げた人類の宝です。若いみなさんの“Peace Night 9”の大成功を願っています」