2008年11月4日(火)「しんぶん赤旗」

“暮らしを守る太陽”

中林さんを必ず

岡山・広島・山口で志位委員長


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(写真)中林よし子衆院比例予定候補(右)を「再び国会へ」と訴える志位和夫委員長=3日、山口県下関市

 “暮らしを守る太陽”中林よし子さんの議席奪還を必ず―。日本共産党の志位和夫委員長は三日、岡山市、広島県福山市、広島市、山口県下関市と中国地方を分刻みで駆け巡り、中林衆院中国比例予定候補とともに街頭から党躍進へ支援を呼びかけました。

 志位氏が各地で「中国五県のみなさんの力で、食料、農業、福祉など国民の暮らしを守る太陽のような働きをしてきた中林さんの議席奪還を」と訴えると、聴衆は大きな拍手で応えました。

 志位氏は、景気悪化のもとで、大失業の引き金を引いている大企業、貸しはがしの先頭に立っている大銀行の責任をきびしく告発し、政府は毅然(きぜん)とした態度でのぞむべきだと強調。安定した雇用、安心できる社会保障、農業と地域経済の再生など、経済政策を大企業応援から家計応援に移し、庶民の懐を温めて景気を回復する道筋を力説しました。

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(写真)志位委員長の訴えに、聴衆で埋まったアーケード街=3日、広島市中区

 契約社員を辞めてフリーターをしている男性(30)は広島市で演説を聞き、「大もうけのトヨタやマツダが期間工を大規模に雇い止めにしていく現実に怒りがわきました。一九九九年の派遣法改悪によって生まれたワーキングプアは、その時反対した共産党が伸びてこそなくせる」と期待を寄せました。

 志位氏は「大企業中心、アメリカいいなり」という大本から政治を変える日本共産党を伸ばせば政治は必ず変わると述べ、「共産党を伸ばしていただいたら、新しい国会で、積極的な提言を行い、政治をリードする縦横の働きをすることをお約束したい」と表明しました。

 中林予定候補は「食の安全」が脅かされている大本に輸入自由化があると述べ、衆院議員だったときにミニマムアクセス米に輸入義務がないことを政府に認めさせたことを紹介。「日本の農業と食料を守るために、必ず議席を取り戻させてください」と訴え、大きな拍手に包まれました。

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(写真)志位委員長の訴えに駅頭で足をとめる人たち=3日、山口県下関市

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(写真)志位委員長の街頭演説を聞く人たち=3日、岡山駅前

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(写真)志位委員長を迎えて開かれた日本共産党街頭演説=3日、広島県福山市