2008年10月27日(月)「しんぶん赤旗」

「景気回復頼むよ」

志位委員長に市場で声次々

青森


 日本共産党の志位和夫委員長は二十六日午前、遊説先の青森市で、青森駅前再開発ビル(通称「アウガ」)の地下にある「新鮮市場」を視察しました。

 鮮魚、塩干物・乾物など約九十店舗が軒を連ねる同市場。志位氏が店で働く人たちに「景気はたいへんですか」とたずねてまわると、どこでも「ぜんぜんだめ」「なんとかしてほしいです」と切実な声が返ってきます。

 志位氏は各店で「庶民の暮らしを温めて景気をよくするために頑張ります」としっかり握手。店の人たちからも、「お願いします」「頑張って」との声があがりました。

 ある店の男性は「片手じゃだめだ」と両手で握手。「おたくさんの力がないと景気はよくならないんだから」と、力を込めました。

 志位氏は視察後、「みなさんの話を聞いて景気の厳しさをあらためて実感した」と強調。「庶民の暮らしを温めて、景気をよくするのが政治の責任です。安定した雇用、社会保障の充実、農業と中小企業の応援など、暮らしを土台からよくして、そこから景気をよくしていく」と家計を応援して日本経済を立て直す決意を語りました。

 衆院東北比例の高橋ちづ子衆院議員と、よしまた洋予定候補(青森1区重複)も同行して各店で握手をすると、「高橋さんだ」「頑張って」と、激励が相次ぎました。