2008年9月6日(土)「しんぶん赤旗」

志位委員長が外相と会談

グルジア問題 道理ある対応求める


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(写真)高村正彦外相(左)に申し入れる志位和夫委員長(中央)と穀田恵二国対委員長絞5日、外務省

 日本共産党の志位和夫委員長、穀田恵二国対委員長は五日、外務省を訪れ、高村正彦外相と会談し、この日発表したロシアによるグルジアへの主権侵犯についての日本共産党の見解を伝えました。

 志位氏は、「九月下旬に開かれる国連総会では、環境や投機マネー問題などに加え、世界の平和秩序という問題でイラクやアフガニスタンの問題とともに、グルジア問題が大きな焦点になる」と指摘。「日本政府にも、ぜひこの立場に立った対応を求めたい」と述べました。

 これに対し、高村外相は「日本共産党の立場は日本政府と同じものだ。ロシアに責任ある行動を求めていく」と応えました。


各国大使館にも

 日本共産党の緒方靖夫副委員長、西口光国際局長代理、笠井亮衆院議員、山下芳生参院議員らは同日、ロシア、アメリカ、中国、イギリス、フランス、ドイツ、ウクライナの各駐日大使館とEU(欧州連合)の駐日欧州委員会代表部を訪れ、日本共産党の見解を伝え、懇談しました。グルジア大使館については、来週訪問する予定です。