2008年8月9日付「しんぶん赤旗」

志位委員長が綱領講義

特別党学校

学び実践に生かす


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(写真)第2期「特別党学校」で綱領の講義をする志位和夫委員長=8日、静岡県熱海市の伊豆学習会館

 日本共産党の伊豆学習会館(静岡県熱海市)で開かれている「若い機関幹部養成」のための第二期「特別党学校」の二回目の学習講座は八日、志位和夫委員長による「日本共産党綱領について」の講義が始まりました。(十日まで)

 志位氏は最初に、今回の講義の眼目は「綱領を学び、綱領を実践に生かす」ことだと述べ、その意味を語りました。

 「綱領を学ぶ」とは、綱領そのものの理解を深めるということです。綱領は「党活動の目標、および根本方針」を規定した政党の政治文書であるとともに、科学的社会主義の理論に立脚した社会科学の文書であり、それを深く正確につかむには独自の努力が必要です。

 同時に重要なのは、常に綱領の立場で日本と世界の情勢をとらえ、情勢に働きかけることを通じて、綱領の生命力を検証しながら、われわれの認識と実践を豊かに発展させていく努力です。これが「綱領を実践に生かす」という意味です。

 志位氏は「これからの講義は、綱領を学び、綱領を実践に生かす両面を統一的にとらえていくための参考のためにと組み立てました」と述べ、本論に入りました。

 講義は、綱領の章立てにそって進められました。志位氏は、豊富な資料を使いながら、自らの国会論戦や海外訪問などのエピソードを交えて、綱領の内容と生命力を明らかにしました。