2007年12月29日(土)「しんぶん赤旗」

パキスタン大使公邸を志位委員長が弔問

ブット元首相暗殺で


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(写真)カムラン・ニアズ駐日パキスタン大使(左)に弔意を伝える志位和夫委員長(右から3人目)=28日、東京・渋谷区

 日本共産党の志位和夫委員長は二十八日、都内の駐日パキスタン大使公邸を訪問し、二十七日のテロ事件で暗殺された同国のブット元首相への弔問の記帳をしました。志位氏は、応対したカムラン・ニアズ駐日大使に、ブット元首相をはじめ犠牲者と遺族への心からの哀悼と、卑劣なテロ攻撃に対する厳しい抗議の意を伝えました。

 ニアズ大使は、志位委員長の弔問に感謝し、この悲劇的な事件によってパキスタンの状況は不安定で困難となるが、パキスタン政府と国民はこのような犯罪的テロ行動を決して許さないと表明しました。

 志位氏は、パキスタン政府と国民が賢明で効果的な対処をすすめ、情勢を安定させ、テロの根絶に進むことを願っていると述べました。ニアズ大使は志位氏の言葉に大きくうなずき、あらためて感謝の意を表明しました。

 弔問には緒方靖夫副委員長・国際局長、森原公敏国際局次長が同行しました。