2007年11月10日(土)「しんぶん赤旗」

京都市長候補・中村和雄さん 志位委員長と懇談


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(写真)志位和夫委員長(左)となごやかに懇談する中村和雄京都市長候補(右)=9日、党本部

 来年二月三日告示の京都市長選挙に立候補を表明している弁護士の中村和雄さんが九日、日本共産党本部を訪れ、志位和夫委員長らと懇談しました。中村氏は、「民主市政の会」や医師、弁護士、宗教者など幅広い市民でつくる「いま正義を・京都市政を刷新する会」(市政刷新の会)から立候補を表明。日本共産党は推薦を決めています。

 中村氏は「間違った同和行政による市職員の不正問題を追及する中で、今回の立候補になりました。競争教育の是正や若者の雇用対策など、市民の命と暮らしを守る政策を幅広く訴えていきたい」と決意を語りました。

 中村氏と志位委員長は実は、千葉高校の同級生です。「千葉県人が京都で活躍するのはうれしいですね」と笑顔で応じた志位委員長は、選挙情勢などをたずねながら「高すぎる国保料の問題、後期高齢者医療制度や中小企業政策も大事ですね。大いに頑張ってください」と激励しました。

 自民、民主などの党はまだ候補者を決めることができずにいます。同席した市政刷新の会の池田豊事務局長は、「おもしろい情勢です。医療マニフェストをすべての医師に送り、伝統産業政策も、すべての業者に送って意見を聞こうと思っています」と広範な市民に打って出る考えを語りました。渡辺和俊京都府委員長、大幡基夫選対局長が同席しました。