2007年9月29日(土)「しんぶん赤旗」

福田政権に正面から論戦

TBS系番組で志位委員長


 日本共産党の志位和夫委員長は二十七日、TBS系番組「ニュース23」に出演し、臨時国会で福田新内閣にどう論戦を挑むのか、政策課題と意気込みを語りました。

 志位氏は、「正面から問題を投げかけても、そらしたり逃げたりということが多くなり、国会論戦がずいぶん劣化してきた」と指摘し、「私たちは正面から政策論戦を挑みたいと思うので、(福田首相には)正面から答えてほしい」と語りました。

 自公政権の「構造改革」によって広がった「貧困と格差」の問題について、「大企業と一握りの大資産家だけが大もうけし、国民のなかには貧困と格差が広がっていく。こういう社会のあり方、政治のあり方を、根本から転換する必要がある」と主張しました。

 臨時国会の焦点となるテロ特措法延長問題については、大前提として「戦争でテロは無くせない」と語り、「戦争を無条件に支持したり、そこに自衛隊を出したり、果ては憲法まで変えて海外で戦争する国をつくろうとする。いつまでそんなアメリカ言いなりの道を続けるのか」をただしていくとのべました。