2007年7月13日付「しんぶん赤旗」

テレビ番組 志位委員長語る

フジテレビ


 日本共産党の志位和夫委員長は、十一日深夜放送のフジテレビ「ニュースJAPAN」に出演し、参院選にのぞむ決意を語りました。

 志位氏は「『ストップ貧困、九条を守れ』、この願いをこぞって『たしかな野党』・日本共産党へ」と訴えたうえで、日本共産党について、「安倍内閣が増税などで暮らしを壊す、あるいは憲法九条を投げ捨てて平和を壊す、こういう暴走をやろうとしているときに、それに立ちはだかる本当の『たしかな野党』」と自己紹介しました。

 そして、ナレーションが「志位委員長は、同じ野党の民主党も自民党と大きな違いはないと語る」と紹介したのをうけ、こう表明しました。

 「自民、民主といいますけれども、自民党がいま、住民税の大増税をかぶせ、消費税の増税までねらっています。そういう庶民増税をやろうとしているときに、民主党の側に庶民増税反対の旗が見えません」「ですから今度の選挙、私たちがどれだけ議席を伸ばすかで、平和や暮らしの問題での国民のみなさんの声が、どれだけ国会に届くようになるかが決まるということを訴えていきたいと思います」

日本テレビ系

 日本共産党の志位和夫委員長は十二日朝放送の日本テレビ系「スッキリ!!」に出演し、参院選で訴える政策を語りました。

 志位氏は、安倍政権が「数の暴力」にたよって暮らしを壊す暴走、平和を壊す暴走をおこなうなか、「きちんと正面から立ちはだかって、暴走にストップといえる確かな立場と信念、勇気をもっている党、それが日本共産党だ」と強調しました。

 具体的な政策について問われた志位氏は、「ストップ貧困」「憲法九条をまもれ」の二点をあげました。

 志位氏は、「経済大国」といわれる日本で、「介護難民」「医療難民」「ネットカフェ難民」など「難民」という言葉があふれ、「本当に貧困が深刻になっている」と指摘。また、「九条を守るという点では、今度の選挙は非常に大事だと思います」と述べ、「この二つの問題は、ぜひ、今度の選挙の大争点として訴えて、選挙をたたかいたいと思います」と語りました。