2007年7月15日付「しんぶん赤旗」

年金改革提案ぜひ実現を

千葉・津田沼駅前に2000人

志位委員長訴えに共感


 日本共産党の志位和夫委員長は十四日、千葉県のJR津田沼駅前で、参院比例の谷川智行候補、選挙区の浅野ふみ子候補とともに街頭演説にたちました。駅前のデッキは、選挙カーを見つめる人たちでぎっしり。バス停にも人垣ができ、二千人が演説に聞き入りました。

 志位委員長が年金制度改革の日本共産党の提案を紹介すると、「いいぞ」「ぜひ実現して」などの声が飛びました。志位氏が「自公政権の暴走に正面からたちはだかる勇気をもった政党は、日本共産党です。日本共産党が伸びれば政治が変わる」と訴えると、共感の拍手がおきました。

 谷川候補は、「生活が苦しく国民健康保険料が払えない人から、最後の命綱の保険証を取り上げる、やってはならない政治を自民・公明、民主、社民がおこなった」と批判し、今度の選挙は冷たい政治を変えるチャンス、と訴えました。

 改選三議席を八人で争う浅野候補は、「多くの県民の方々が、暮らしをこんなに痛めつける政治を変えたいと願っています」と語り、日本共産党へ大きな支持をと呼びかけました。

 千葉市中央区の中田涼子さん(57)は、「民主党は憲法九条を守るとは言っていませんから、自公の対抗軸にはなれません。共産党の国会議員が減って住民税が上がり、平和憲法も変えられようとしています。共産党の議員を増やさなくては」と話しました。