2007年2月14日付「しんぶん赤旗」南関東版に掲載

貧困なくすために共産党のばしたい

志位委員長に傍聴者


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(写真)傍聴者からの期待の声を聞く志位氏(写真奥左から4人目)=13日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は十三日、衆院予算委員会での質問後、南関東や東京から集まった傍聴者約三十人と国会内で懇談しました。「子どもの貧困率」の高まりや、母子家庭への児童扶養手当の削減の問題、最低賃金の引き上げについて追及した志位氏に、傍聴者からは、「貧困をなくすために努力したい」「共産党の議席をのばしたい」などの声が寄せられました。

 志位氏は安倍首相などの答弁について「安倍内閣の道理の無さがはっきりした。これからも貧困と格差をただすために、この問題に大いに取り組んでいきたい」と語りました。

 傍聴者は、東京や千葉、神奈川での青年や母子家庭、労働者の貧困の実態、子育てしにくい地方自治体の状況などの切実な思いと、日本共産党への期待を語りました。

 神奈川県の厚木市から参加した桧山千里さん(43)は、志位氏が指摘した修学旅行に行けない子どもが増えていることについて、「本当にその通りだ。子どもたちが希望を持てる社会にしてほしい。自分もがんばりたい」と語りました。

 懇談には、日本共産党の谷川智行参院比例候補(東京・南関東)、はたの君枝前参院議員(神奈川)、浅野ふみ子(千葉)、花田仁(山梨)の南関東三県の参院選挙区候補、大森猛党衆院南関東ブロック事務所所長(元衆院議員)も参加しました。