2007年1月13日(土)「しんぶん赤旗」

志位委員長・マイン書記長会談

ベトナムメディアが報道


 【ハノイ=井上歩】ベトナムの各メディアは十一日、ベトナムを訪問中の日本共産党の志位和夫委員長とベトナム共産党のノン・ドク・マイン書記長との会談(十日)を大きく報じました。ベトナム共産党機関紙ベトナム人民軍機関紙などが一面トップで報道し、国営テレビも午後七時のニュースのトップで伝えました。

 ベトナム通信社発行の英字紙ベトナム・ニューズは一面トップで「日本共産党との関係強化」の見出しを掲げ報道。「志位氏は、ベトナム国民が(国の建設事業で)さらなる成果を収めることを確信していると述べた」と報じました。

 ベトナム共産党機関紙ニャンザンは、マイン書記長が志位委員長のベトナム訪問を高く評価し、「訪問が、両党、両国民、両国の伝統的友好連帯関係の強化に重要な貢献をすると信じていると表明した」ことなどを詳しく報道しました。

 トゥオイチェ紙は、志位委員長とマイン書記長が「両党、両国民の利益と、世界の平和、民族独立、民主、社会進歩のために伝統的友好連帯・協力関係を発揮していくことで一致した」と伝えました。ベトナム人民軍機関紙クアンドイ・ニャンザン、フランス語紙クーリエ・ベトナムや、ハノイ市党委員会機関紙ハノイモイなども同様の内容を報じています。ベトナムの報道機関はまた、志位委員長のグエン・タン・ズン首相との会談(十一日)など日本共産党代表団の動きを連日伝えています。