2006年12月22日付「しんぶん赤旗」南関東版に掲載

憲法を力に暮らし・平和守る

候補者勢ぞろいし決意

神奈川の演説会


 志位和夫委員長を迎えて二十日開かれた神奈川県の演説会では、谷川智行参院比例予定候補、はたの君枝参院選挙区予定候補(前参院議員)を先頭に、いっせい地方選をたたかう議員・候補者が勢ぞろいしました。

 谷川氏は、現実政治を動かしてきた日本共産党への信頼と期待が広がっていることにふれ、「庶民いじめの冷たい政治を何としても変えていきたい」と力を込めました。

 はたの氏は、「やらせ教育基本法」を、「子どもたちに押し付けさせるわけにはいきません。憲法を力に、国民の大きな反撃を」と強調し、原子力空母の横須賀配備、キャンプ座間への新司令部移転などをやめさせ、基地被害をなくすために力を合わせていきたいと訴えました。

 地方選前半戦の候補者を代表して、松尾たまき県議予定候補、あらき由美子横浜市議、市古てるみ川崎市議団副団長が決意を表明し、同後半戦を代表して藤井かつひこ相模原市議団長があいさつしました。

 松尾氏は、「インベスト神奈川」など大企業に甘い県政を批判し、「無駄遣いをやめさせ、本当に必要としているところに税金を使う、そんな県政をつくっていきたい」と語りました。

 あらき氏は、市営バス路線の統廃合再編計画に対する怒りを、市民とともに路線存続を求めてきた党市議・候補者に寄せてくださいと呼びかけ、「市議会の『オール与党』に厳しい審判を」と訴えました。

 市古氏は、市議団の市民アンケートに切実な声が多数寄せられていることを紹介し、福祉切り捨てなどを進める市政を変えていくために、「十二人全員を必ず当選させてください」と訴えました。