2006年11月5日(日)「しんぶん赤旗」

志位委員長・市田書記局長

外国来賓にあいさつ


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(写真)外国来賓とあいさつを交わす志位和夫委員長(左)

 赤旗まつり二日目の四日、十一カ国の駐日大使・大使館員ら外国来賓が、招待に応じて会場を訪れ、日本共産党の志位和夫委員長の記念演説に耳を傾けました。

 この日、会場を訪れたのは、キューバ、シリア、ベネズエラの各駐日大使、アフガニスタン、カタール、コートジボワール、中国、トルコの大使館員。また、ドイツ共産党、ベトナム共産党、中国共産党の各代表も参加しました。

 志位委員長は記念演説の後、外国来賓席に出向き、あいさつしました。

 志位氏はこの後、ベネズエラのセイコウ・イシカワ大使と懇談しました。

 懇談ではイシカワ大使がベネズエラの情勢について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)がベネズエラは識字率の向上で大きな成果を上げているとし、国連食糧農業機関(FAO)も同国が国連ミレニアム開発目標を期限前に達成するとの見通しだと報告していることを紹介しました。

 志位氏は、「この十数年で世界の力関係は大きく変化しました。米国一国が軍事力で支配する状況は過去のものになりました。そうした世界の力関係の変化にラテンアメリカが果たした役割は非常に大きなものがあります」と述べました。

 市田忠義書記局長はキューバのオルランド・エルナンデス駐日大使と懇談しました。

 エルナンデス大使は、赤旗まつりに初めて参加し、「日本駐在中に参加できてよかった」と語り、青年を含め多くの人が参加しているのを見て、日本共産党の「社会的、政治的インパクトの大きさを実感した」と述べました。

 市田氏は「日本で最大級のまつりで、有名なミュージシャンも出演する政治的、文化的集会です」と説明。また、先ごろキューバの首都ハバナで開かれた非同盟諸国首脳会議が成功したことを喜んでいると述べました。同大使は「お互いの勝利です」と応じました。