2006年4月20日(木)「しんぶん赤旗」

衣笠さんが党本部訪問

志位委員長・市田書記局長が応対


 京都府知事選(九日投・開票)で善戦した「府民本位の新しい民主府政をつくる会」の衣笠洋子さんが十九日、日本共産党本部を訪れました。日本共産党の志位和夫委員長、市田忠義書記局長、大幡基夫選対局長、中井作太郎党建設委員会責任者が応対しました。

 志位、市田両氏が「ごくろうさまでした。よく頑張りましたね」と衣笠さんにねぎらいのことばをかけながら握手をかわしました。

 衣笠さんは、府民から寄せられたアンケートが三万通を超えたことなどに触れ、「宝物をいっぱいいただきました。一人ひとりの切実な要求、思いが伝わってきました」と、選挙戦をふりかえりました。

 志位氏は、衣笠さんが、自民党など四党相乗りの現職候補を相手にたたかい、三分の一の支持(34・38%の得票率)を得たことは、「次につながる前向きの貴重な成果です」と強調しました。

 この日の訪問には「民主府政の会」の佐井惇事務局長をはじめ、党府委員会の渡辺和俊委員長、会事務局の兵頭弘氏が同席。「構造改革」による病院、保育所、学校給食の「民営化」などが住民との矛盾を激しくし、アンケートに示されたことなどが語られました。