2006年4月8日(土)「しんぶん赤旗」

沖縄市長選「市民の会」訪問

志位委員長 和やかに懇談


 日本共産党の志位和夫委員長は七日、沖縄市長選(十六日告示、二十三日投票)の勝利をめざす東門みつこ総決起集会に先立ち、東門さんを推薦する政党、市民団体でつくる「沖縄市を元気にする市民の会」の事務所を訪問しました。

 市民の会の普久原朝勇会長(市議)、元沖縄市長の新川秀清県議、東門みつこ後援会の嘉陽田朝博会長らと和やかに懇談し、激励しました。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、嘉陽宗儀県議が同席しました。

 那覇空港から直接、「市民の会」事務所を訪れた志位氏は、事務所内の人たちと握手を交わし、「今回の市長選では気持ちのよい共闘体制ができたので、私たちも力いっぱいたたかえます」と切り出し、東門さんの勝利に向けて全力で取り組む決意を伝えました。

 在日米軍再編をめぐり、志位氏は、岩国、座間など各地で自治体ぐるみの反対運動が広がっていると自らの体験を交えて語って交流。新川氏は「市長が先頭になっているだけに運動がとても強いですね」とのべました。

 米空軍嘉手納基地の自衛隊共用問題に話題が移り、志位氏は「米軍のF15戦闘機の訓練を分散移転しても、自衛隊のF15が入ってくるのでは『星』が『日の丸』になるだけだ」とのべると、普久原氏らは爆笑しながら大きくうなずきました。

 志位氏は、自民党、公明党推薦の相手について、自民党総務会長ら幹部が相次いでテコ入れし、政府・自民本部丸抱えだとのべて「基地を押し付ける張本人たちに推されている人がどうして基地強化に反対できるのか」と指摘。「これをはね返すととても大きいですね」とのべると、新川氏らは「それだけに相手側も必死です。私たちも全力でがんばりたい」と応えました。