2006年3月1日(水)「しんぶん赤旗」

保団連新役員が党本部訪問

志位委員長懇談 医療改悪阻止に全力


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(写真)住江新会長(左から3人目)をはじめ保団連役員の訪問を受け、懇談する志位委員長(同2人目)と小池政策委員長(左端)=28日、党本部

 一月の全国保険医団体連合会の第四十回定期大会で選出された住江憲勇新会長と室井正事務局長らが二十八日、日本共産党本部を訪問しました。日本共産党からは志位和夫委員長と小池晃政策委員長らが応対し、懇談しました。

 住江会長は、医療改悪・大増税反対で一万四千人が集った2・9国民集会や、医療改悪の内容を分かりやすく解説したパンフレット作製などの取り組みを説明し、「いまこそ保団連、保険医協会が国民とともにたたかうとき。国会論戦と連携して反対運動を繰り広げ、改悪を阻止したい」と決意を語りました。

 志位委員長は、日本共産党が先に医療改悪反対のアピール(「社会的連帯で医療大改悪をはね返そう」)を発表したことを紹介しました。さらに、医療改悪法案は高齢者などへの負担増とともに、日米財界の要求に沿って公的保険医療を切り縮める内容を含むもので「この本質が伝われば、たたかいがこれまでになく広がり発展する可能性がある」とのべ、「アピールを百万部印刷して関係団体に届け、広く対話、懇談をおこない、みなさんとも力を合わせ国民的大運動をおこしたい」と語りました。