2005年9月2日付「しんぶん赤旗」に掲載

国民の苦難あるところ、共産党あり

新潟・群馬・ 神奈川で志位委員長


 日本共産党の志位和夫委員長は一日、新潟、群馬、神奈川の三県をかけめぐり、日本共産党の前進・勝利を訴えました。

 新潟市では比例北陸信越ブロックの木島日出夫、かわまた幸雄候補らとともに正午すぎから演説。炎天下のなか歩道を埋める千七百人が集まり、昼休みに外に出て、訴えに耳を傾ける制服姿のOLの姿もありました。

 志位氏は、昨年の中越大震災の被災者支援にふれ、「住宅の再建なくして復興なし」の立場で政府を一貫して追及し、ついに住宅本体への再建支援の検討を小泉首相に約束させたことを紹介。「“国民の苦難あるところ共産党あり”。共産党の前進で、生活再建支援拡充を実らせよう」との訴えは、大きな拍手で迎えられました。

 訴えをきいた柏崎市の宮崎孝司さん(61)は、「障害者の共同作業所をつくろうと借りた家が被災しました。補助は百万円しか出ないので、建て直すこともできません。共産党が被災者のためにがんばってきたことを知り、安心して一票を入れられる党だと思いました」と話していました。

 群馬・高崎市では、大型演説会は初めてとなる高崎駅東口前に千三百人が集う活気。強い日差しにもかかわらず、拍手、笑い、共感の掛け声の連続で、通行人から思わず「すごい熱気」と声がもれました。

 志位氏は、比例北関東ブロックの塩川てつや候補らと訴え。庶民大増税ではなく、大もうけの財界・大企業に当たり前の税負担を求めようとのべ、「それができるのは、財界献金をびた一文受け取らない、財界も渡す気がしない、清潔な日本共産党しかありません」と訴えると、街頭は拍手かっさいとなりました。

 横浜駅西口前での街頭演説では、五千人の聴衆を前に比例南関東ブロックの大森たけし候補らと「たしかな野党・日本共産党」への支持を呼びかけ。「首相がいうように郵政を民営化したからといって、景気も年金も外交もよくなるわけがない。全部、小泉政治の悪政の責任ではないか」と“民営化バラ色論”を痛快に切り返すと、「そうだ」「いいぞ」の声が飛びました。