2005年8月15日付「しんぶん赤旗」に掲載

侵略戦争美化に反対

中国・新華社 志位委員長会見を報道


 【北京=菊池敏也】十三日の新華社電は、日本共産党の志位和夫委員長が十一日の国会内での記者会見で、「侵略戦争と植民地支配を美化するいかなる動きにも反対する」と表明したことを報じました。

 同電は、志位委員長が、日本が過去の侵略戦争と植民地支配を反省していないとの批判の声がアジア各国をはじめ世界で現れていると指摘したことを紹介。「日本は過去に犯した誤りを真剣に反省し、国連の平和原則にもとづき世界とアジアの平和と友好のために貢献すべきだ」との発言をあげています。

 さらに、志位氏が改憲問題について、「憲法の平和原則は侵略戦争の悲惨な教訓を基礎に制定されたもので、日本はこの原則を堅持すべき」と表明したことを伝えています。