2005年1月5日(水)「しんぶん赤旗」

インド洋大津波

緊急の救援・支援とともに、
警報システムづくり援助を

05年党旗びらき 志位委員長があいさつ


 志位委員長はあいさつの冒頭、インドネシア・スマトラ沖地震・大津波に際して日本が果たすべき役割について言及。緊急の対応として、被災者の救援と支援、物資の援助や医療面での援助を、国連などとの協力を密にしながら速やかにすすめることが求められると指摘しました。

 より長期的視野での対策としては、地震・津波の被害をくりかえしうけてきた国として蓄積してきた防災知識を生かし、「アジア・太平洋・インド洋地域に、津波など災害の警報システムをつくるために、必要な資金、技術、専門家を提供すること」をあげました。

 そのうえで「こうした活動に真剣にとりくむことこそ日本がなすべき国際社会への真の貢献だ」と強調しました。