2004年12月5日(日)「しんぶん赤旗」

志位委員長が党綱領について講義

日本共産党中央党学校で

静岡


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第52回中央党学校の2日目に日本共産党綱領の講義をおこなう志位和夫委員長=4日、熱海市、伊豆学習会館

 日本共産党の志位和夫委員長は四日、静岡県熱海市の伊豆学習会館で開催中の第五十二回中央党学校で、「新しい党綱領」について講義しました。志位氏は冒頭、「中央党学校で講義するのは十年ぶりです。こういう機会を与えられてうれしい。みなさんと新しい綱領を学んでいきたい」とあいさつ。全国の党組織からきた七十六人の受講生はみな、ノートにペンを走らせながら熱心に講義に聞き入っていました。

 志位氏は新しい綱領の章立てに沿い、その重要な内容をくわしく解説。さまざまな歴史的な文献や証言、講師が作成した年表など資料を駆使して話をすすめました。受講者からは次のような感想が聞かれました。

 「戦前の小林多喜二の生き方なども紹介され、綱領の文章の行間にある深い内容が見えてきた。大幅に改定された綱領を党の宝にして党内外に広げたい」(島根・地区副委員長)

 「話が整理されており、綱領の何をどうつかめばいいのか、骨格がよくわかった。これに資料をこなして地元での講師活動に生かしたい」(愛媛・地区役員)

 「綱領のいろんな内容を体制的な視野、歴史的な視野の二つから見ることは大事だ。『二大政党制づくり』とのたたかいもその角度からみるとよくわかり、展望がみえる。こういう話がいま待たれている。綱領の見方を自分のものにして語れるようになりたい」(岡山・県青年学生担当)