2004年7月8日(木)「しんぶん赤旗」

「共産党を押し上げたい」

静岡、神戸

志位委員長の訴えに


 日本共産党の志位和夫委員長は七日、静岡、神戸両市で日本共産党への支持を訴えました。

 薄暮の神戸市三宮では大沢たつみ兵庫選挙区候補とともに四千五百人を前に力強く演説。仕事帰り、買い物帰りの人たちが足をとめ、演説が進むにつれて人垣が広がりました。年金、消費税、イラク多国籍軍、憲法―選挙の争点を解明する志位氏の演説に「そのとおり」「がんばれ」の声が飛び、大きな拍手が次々とわきおこりました。

 尼崎市の男性(71)は「年金が改悪されるということは、生活保護や障害者の施策など社会保障制度全体が切り下げられるということにつながると思う。自分の問題として有権者に訴えていくことが大事だと思う。残されたわずかな時間ですが、がんばって押し上げたい」と話していました。

 静岡市は街頭の温度計が正午に三五度を示す暑さ。街頭演説会場の青葉公園イベント広場には、「老後安心して生活できる政治をして下さい」「増税しわよせ国民イジメはやめさせて」と願い事を書いた短冊を連ねた七夕のささ飾りがたなびくなか、昼休みの近所の労働者や買い物客も次々足をとめ、千五百人が志位氏と笠井あきら比例候補、しまづ幸広静岡選挙区候補の訴えを熱心にききました。