2004年7月7日(水)「しんぶん赤旗」

選挙最終盤非常に深い手ごたえ
「本物の改革の党」訴えぬく

CS放送 志位委員長が語る


 日本共産党の志位和夫委員長は、六日放映されたCS放送・朝日ニュースターの番組「各党はいま」に出演。聞き手の梶本章・朝日新聞論説委員に選挙戦終盤の手ごたえを問われ、「非常に深い手ごたえがあります。どこでも、聴衆の輪がふくらむという状況で、温かい変化を感じます」と述べ、「残された期間、頑張りぬいて、結果に結びつけるように力を尽くしたい」と決意を語りました。

 このあと、年金改革、消費税増税問題、自衛隊の多国籍軍参加、北朝鮮問題、小泉「構造改革」の評価などについて、日本共産党の見解を語りました。

 最後に、「ラストスパート、何に力を入れるか」と問われ、「二つのことを特に訴えたい」と強調しました。

 ひとつは、「本物の改革の党はどの党か」です。志位委員長は、今度の選挙で問われている、年金、消費税、イラク派兵、憲法問題、どの問題も日本の進路にかかわる問題であることを指摘し、「小手先細工の改革ではどうにもならない。本物の改革の党が伸びてこそ、政治が変わる」と述べました。

 もうひとつは、「有権者が声をあげれば、政治は変えられる」ということです。日本共産党が年金問題でも雇用問題でも国民の声を受けて政治を変える役割を果たしてきたことを具体的に示した志位委員長は、「この党を伸ばしたら政治を変えられるというメッセージを送りたい」と強調しました。