2004年7月3日(土)「しんぶん赤旗」

米国在住の女性からメール

25年選挙権ムダにしたが…志位さんの話に誠意感じた


 アメリカで参院選の海外投票を勧める番組が放送されています。現地の日本人向け放送局が各党党首のインタビューを放送しました。この番組で日本共産党の志位和夫委員長の話を聞いたロサンゼルス在住の女性美容師(45)から、「誠意が深く感じられた」と共産党への共感と応援のメールが届きました。

 この女性は「日本の政治なんて国民にはまったく関係のないところで動いている」と考えていました。しかし――。

 「先日のテレビを見て、志位委員長のお話を聞いて『なんてわかりやすくお話をされる方なんだろう』と思いました。誠意が深く感じられました。それで他党の方々のお話も聞く気になりました。が、やはり志位委員長の話や話し方、内容が一番共感を受けました。そして生まれて初めて選挙に参加したくなりました。日本国民として、心から日本を良くしたいと思い、何か応援したい気持ちになりました」

 それまで、「共産党というと北朝鮮や旧ソ連を連想」した女性は、日本共産党のホームページを見て、「それはまったくの間違いだったとわかりました」といい、こうのべています。

 「選挙権をいただいてから、二十五年も無駄にしてきたのかと思うと残念です。しかし今回たまたまこちらの放送で、志位委員長のお話を聞けたのは幸運でした。心から日本の、世界の平和を願っている毎日です。これからは私も選挙によって何らかの形で参加できたらと思います」

 この女性に編集局からメールを送ると、すぐ返信が届きました。

 「ブッシュ(大統領)の今の政策には反対なことが多い」という女性は「小泉首相が『世界最強のアメリカ』という言葉を使われたことは恥ずかしかった」といいます。

 メールの最後に共産党への応援が―。「少しずつで微力かもしれませんが、少なくとも私の周りの人たちに共産党の方々の行動力や考え方を話していきたいと思っています。きっと、必ず、眠っていた人が目覚めると思います。ロサンゼルスから応援しています」