2004年3月14日(日)「しんぶん赤旗」

参院選勝利へ

新しい前進の息吹広がる

志位委員長、取組みの飛躍訴え

職場支部学習交流集会開く 千葉


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志位委員長を迎えて開かれた全県の職場支部学習交流集会=13日、千葉市

 日本共産党千葉県委員会は十三日、千葉市の労働者福祉センターに志位和夫委員長を迎えて、参院選勝利、党勢拡大の飛躍をめざす「職場支部学習交流集会」を開き、県内各地から百五十人が参加しました。

 冒頭、浅野ふみ子参院選挙区候補が「職場支部のみなさんの活動に学び、参院選までの三カ月間、全力でがんばります」と決意を表明、つづいて八人が発言しました。

 会社が分社化され、労働条件切り下げ、成果主義賃金の導入など激しいリストラとたたかいながら党勢拡大で成果を上げている民間職場支部は「労働者の声を集めて運動を前進させるために職場の党を大きくすることがどうしても必要です」とのべました。自治体職場の代表は、「職場でどんなにがんばっても、党を大きくしなければどうしようもないという思いです」と職場の状況をふまえて発言。「一月に二十代の青年二人を党に迎え、二月八日からの一カ月間で日刊紙二人、日曜版読者二十一人を増やした」とのべました。

 民間大企業職場の代表は、ためらいを乗り越えて「赤旗」読者を増やした喜びを語り、「全国の党が130%めざして奮闘しているとき、なにもできないと心をひきずるより、行動できるプラス思考を大切にしたい」とのべ、共感の拍手に包まれました。また、無権利の状態で働く青年を労働組合結成などで粘り強く援助して党との結びつきを強め、若い労働者のなかで党への信頼を高めている活動や労働組合活動で共同を広げ、役員選挙で前進をかちとった経験が注目を集めました。

 最後に、志位委員長は、「みなさんの発言を聞いて、新しい前進をつくりだしている息吹を感じました」とのべ、情勢の特徴と職場でのとりくみについて助言的発言をおこないました。そのなかで、選挙に勝つことで職場のたたかいの条件も大きく変わると強調。「職場でのたたかいに粘り強くとりくみながら、選挙勝利と党勢拡大を待ったなしの課題として、思いきって力を集中してとりくみ、飛躍させましょう」とよびかけました。

 運輸職場の女性は「選挙で勝利すれば政治は変わる。職場も変わる。そのための党勢拡大だと理解しました。気軽にどんどん訴えていきたい」と話していました。