2003年10月23日(木)「しんぶん赤旗」

自民政治を大もとから

変える力もつ日本共産党

参院補選、あべ氏を応援


 小雨の中、仕事帰りのサラリーマンや買い物客らが足をとめるなか、志位氏は参院埼玉補選について、「激しく追い上げています。がんばって、がんばって、がんばりぬいて、あべさんを勝たせてください」と力のこもった訴えをしました。

 同補選は、あべ候補、自民党公認で公明党、保守新党推薦の前県議、関口昌一候補(50)、民主党公認の島田智哉子候補(41)の三つどもえ。

 告示後、志位委員長と小泉首相が二度、民主党の菅代表が三度埼玉入り、党首の論戦を通じて県民の関心が高まっています。

 志位氏は、補選で問われている、くらし、外交・安保、消費税増税と憲法改悪の三つの争点を示しました。そして消費税に頼らなくても社会保障の財源は確保できること、自民党と民主党が財界の意を受けて消費税増税や改憲を競い合っていることを指摘。「どの問題をとっても自民、民主の『対決』はまやかしで、日本共産党こそ自民党政治を大本から変える力を持っている−これが本当の姿です」と強調、あべ候補の勝利をよびかけました。