2002年11月15日(金)「しんぶん赤旗」

イラク問題

志位委員長の記者会見の英文訳

安保理事国、中東諸国に送付


 日本共産党は十四日、イラク問題に関する国連安全保障理事会決議一四四一について志位委員長が十三日におこなった記者会見(本紙十四日付既報)の英文訳を、国連安保理十五理事国と中東諸国のあわせて三十九カ国の駐日大使館などに送付し、本国政府に伝達するよう要請しました。

 志位委員長はこの記者会見で、「決議は全体として、戦争回避をねがう国際世論を反映して、自動的な武力行使を排除するもの」と指摘。国連の枠組みのなかで問題を平和的に解決することに道を開いた、この可能性を現実のものとする努力を国際社会によびかけ、イラクに対しては決議を受諾し、大量破壊兵器の査察を無条件に受け入れる義務を果たすよう求めました。