2002年6月22日(土)「しんぶん赤旗」

志位委員長

干拓工事中止までともに

国会前座込み有明の漁民激励



諫早湾干拓事業の中止を求めて座りこみをする人たちを激励する志位委員長=21日、国会前

 「ともに頑張りましょう」。日本共産党の志位和夫委員長は二十一日、与党提出の有明海・八代海再生特別措置法案の廃案と諌早湾干拓工事中止を求めて国会議員会館前で座り込みを続けている有明海漁民・市民ネットワークの人たちを激励しました。

 同法案は、有明海の環境悪化の原因である開発行為は反省せず、漁港整備などの公共事業へ予算をばらまく内容。六日から始まった座り込みでは、地元の漁民や都内の市民がビラを配って支援をよびかけています。

 志位委員長は、ネットワークのとりくみを聞きながら、「水門を開けて長期の調査をやるべきです。工事を中止すべきです。与党が狙っている法案を葬るためにともにがんばりましょう」と握手をして激励しました。

 小沢和秋、中林よし子、藤木洋子の各衆院議員、宮本岳志参院議員も激励しました。